1. トップページ
  2. 研究開発
  3. 知る・楽しむ
  4. 発酵乳と乳酸菌
  5. 誰がいつ乳酸菌を発見したの?

発酵乳と乳酸菌
発酵乳と乳酸菌TOP
誰がいつ乳酸菌を発見したの?

微生物は小さく肉眼で見られないので、顕微鏡などの道具が必要となります。17世紀にオランダのレーウェンフック(1632-1723)が顕微鏡を作成し、微生物の観察を始めました。その後、“微生物学の祖”といわれるフランスのパストゥール(1822-1895)が乳酸発酵の観察をしており、同じ頃、ドイツのコッホ(1843-1910)が純粋培養法を創案しました。そして1899年、パストゥール研究所のティシエが赤ちゃんの便よりビフィズス菌を分離し、翌1900年にオーストリアのモローが赤ちゃんの便よりアシドフィルス菌を分離したことが確認され、急速に乳酸菌の特定に関する研究が進みました。

その後、パストゥール研究所のメチニコフ(1845-1916)がヨーグルトをよく食べるブルガリア人に長寿者が多いことから、ヨーグルトを食べるとその中に含まれる乳酸菌が腸管内で繁殖し、毒素をつくる腐敗菌の増殖を抑えるので早期の老化を防ぐことが出来るという“乳酸菌による不老長寿説”を提唱しました。メチニコフはその後、1908年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。

日本では、光岡知足が1950年代から腸内細菌に関する研究をはじめ、微生物と健康に関する研究を鋭意深めていきました。

それでは、発酵乳や乳酸菌には、具体的にどんな働きがあるのでしょうか…? 次のページで、詳しく見ていきましょう。
 発酵乳の働き
乳酸菌はどんな菌?誰がいつ乳酸菌を発見したの?