アミン |
アミノ酸が腸内細菌のデカルボキシラーゼによって脱炭酸化されて生成する腐敗産物の一つ 1)。 |
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アミノ酸 |
アミノ基(-NH2)とカルボシキル基(-COOH)を持つ分子。たんぱく質の構成単位
8) 。 |
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アレルギー |
ヒトが本来もっている異物に対する防御機能(免疫機能)が過剰に反応して起こる疾患 2)または過敏症を意味する用語。アレルギーはCoombsとGellにより4型に分類されている。I型アレルギーはIgE抗体が関与する反応であり、気管支喘息、一部のじんま疹、アレルギー性鼻炎、アナフィラキシーなどがその代表的疾患である。この型のアレルギーでは、生体が抗原に感作されることによりIgE抗体が産生され、そのIgE抗体がIgEレセプターを介して結合した肥満細胞や好塩基球に再び侵入した抗原が働くと、ヒスタミン、ロイコトリエン、好酸球遊走因子(ECF-A)、血小板活性化因子(PAF)などの化学伝達物質が放出され症状が発現する。その他、広義のアレルギーにはI型に加え、II型、III型、IV型のアレルギーがある 12)。 |
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アンモニア |
たんぱく質やアミノ酸が腸内細菌によって脱アミノ化されて生成されたもの 1)。アンモニアは肝臓で解毒されて尿素となり、一部は腸に排泄されるが、この尿素は尿素分解酵素(ウレアーゼ)をもつ腸内細菌によって再びアンモニアと炭酸ガスになる 1)。 |
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インドール |
腸内菌でトリプトファン(アミノ酸の一種)から生成される 7) 。腐敗菌の腐敗代謝産物のひとつ。 |
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オリゴ糖 |
ブドウ糖や果糖などの単糖類が2~10個程度結びついたものの総称。 |
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ウェルシュ菌 |
Clostridium perfringens 嫌気性菌。芽胞を生成する。食中毒を発生させる。 |
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アレルゲン |
抗原。体内でアレルギー反応を起こす物質のこと。花粉など植物性のものやダニ、カビなどの動物性のものがある。 |
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IgE抗体 |
血液中の免疫グロブリンの一つ。異物(アレルゲン)を排除するためにTh2により産生が促される抗体で、アレルゲンと結合してヒスタミンなどの炎症因子の放出を誘導し、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を引き起こす 2)。 |
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