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「C-3102株< 家畜 >」 「C-3102株< 家畜 >」

「枯草菌 C-3102株」とは
枯草(こそう)菌は、枯れ草や土などに住む微生物で、納豆菌と近い菌種です。「枯草菌C-3102株」は生きて腸まで届き、腸内フローラに影響を与えることで健康に役立つ可能性が高い菌として、多くの菌株の中から選抜されました。

研究のはじまり

アサヒグループの発酵乳研究のルーツは、1919年に日本で初めて乳酸菌飲料を製造・販売したカルピス社にあります。1970年代に、当時のカルピス社と理化学研究所との共同研究により、乳酸菌と酵母でつくる独自の発酵乳に寿命延長効果があることが明らかになりました。それをきっかけに、腸内フローラと腸内菌に注目して研究を進めてきました。人に限らず家畜の健康においても腸内フローラが重要であることがわかってきたことから、家畜の健康に役立つ菌の探索を開始し、畜産の現場での多くの試験によりその効果を確認してきました。

主な研究成果

家畜(鶏、豚、牛)の腸内フローラの改善
牛の乳房炎の予防
腸内フローラ改善による飼料効率の向上
食肉の風味の改善

健康で豊かな社会の実現に向けて
家畜の病気を予防することを目的とした抗生物質の過剰な使用が安全性の観点から見直され、抗生物質を極力使わずに家畜を健康に育てる取り組みをはじめる農家が増えています。「枯草菌C-3102株」が家畜の健康に与える効果をさらに明らかにして国内外での活用を広げることで、食の安全や食糧問題の解決など、世界規模の問題の解決につながると考えています。

「枯草菌 C-3102株」〈家畜〉に関する研究情報

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