「ラクトトリペプチド」とは
アサヒグループ独自の発酵乳からみつかったペプチド(※)です。健康への寄与が見出された2種類のペプチド(VPP、IPP)を総称して、「ラクトトリペプチド」と呼んでいます。
※ペプチドはアミノ酸が複数つながったものです。発酵乳の中には、乳酸菌が発酵の過程でつくり出した様々なペプチドが含まれています。
研究のはじまり
アサヒグループの乳酸菌・発酵乳研究のルーツは、1919年に日本で初めて乳酸菌飲料を製造・販売したカルピス社にあります。1970年代に、当時のカルピス社と理化学研究所との共同研究により、乳酸菌と酵母でつくる独自の発酵乳に寿命延長効果があることがマウスを用いた試験により明らかになりました。それをきっかけに、乳酸菌・発酵乳研究のパイオニアとして、発酵乳中の健康成分の解明を進めるとともに、ペプチドの機能性評価の技術を高めてきました。
主な研究成果
血圧降下作用
血管内皮機能の改善
血管柔軟性の改善
血流改善
運動疲労の軽減