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育児用粉ミルクの開発

赤ちゃんが育児用ミルクを飲んでいるイメージ画像

赤ちゃんとママ・パパのための商品開発

赤ちゃんが育児用ミルクを飲んでいるイメージ画像

和光堂(現アサヒグループ食品(株))は、1917年に日本で初めて国産の育児用粉ミルクを発売しました。それ以来、赤ちゃんの健やかな成長と幸せを第一に考え、品質管理の徹底と、時代に合わせた栄養成分の改良を行っています。また溶けやすさの改善など、ミルクを作るママやパパのことを考えた商品開発にも取り組んでいます。

  • 母乳により近づけるために最新の研究情報を基に改良

    開発イメージ画像、粉ミルクの成分分析の様子

    育児用粉ミルク「はいはい」の開発では、母乳により近づけ赤ちゃんが健やかに成長・発育するために、文献や学会などで、最新の母乳研究や乳児栄養の情報を収集し、商品改良を行っています。
    育児用粉ミルクは、さまざまな栄養成分を混ぜて液体にし殺菌などの製造工程を経た後、噴霧乾燥させて粉体にします。その工程で栄養成分の量が減ってしまったり、配合によっては乾燥がうまくいかないこともあります。そこで、栄養成分を調製する際には試作をくり返し、その都度栄養成分分析や保存安定性の確認をすることで処方を修正し、最終的な配合を決定していきます。

  • ミルクを作るママ・パパのための工夫

    開発イメージ画像、粉ミルクの溶解性を確認している様子

    ママ・パパのミルクの調乳は、多いときには1~2時間ごとに1回、また、夜中に作ることも多なります。そのため、育児用粉ミルクの開発では、ママ・パパのミルク作りの負担を少しでも軽くするための工夫も求められています。配合や、乾燥方法を工夫することで、調乳時の泡立ちや溶けやすさを改善したり、容器メーカーとともに調乳しやすい容器の改良にも取り組んだりしています。