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研究レポート

Report36

子どもの心の発達につながる乳酸菌飲料<希釈タイプ>の使い方

子どもの心の発達につながる乳酸菌飲料<希釈タイプ>の使い方
乳酸菌飲料<希釈タイプ>をつくることは、小さい子どもが気軽に手を出せ、親も安心して任せられる、親子共同調理活動です。
親子で“一緒につくって飲む”経験は、子どもの心の発達に貢献することが研究により明らかになってきています。

さまざまな学習要素をもつことに着目して研究をスタート

さまざまな学習要素をもつことに着目して研究をスタート

近年、地域コミュニティの希薄化や核家族化、女性の社会進出が進む中、子育てに不安を感じる方が増加していると言われています。アサヒグループでは、その一助となることを目指し、乳酸菌飲料<希釈タイプ>をつくって飲むことが生み出す影響に関する研究に取り組みました。これは乳酸菌飲料<希釈タイプ>を親子で一緒につくることは

①小さい子どもでもつくりやすい
②安全である
③親も安心して任せやすい
などのつくりやすさに加えて、
④濃さを調整する
⑤好みの味の種類を選ぶ、選んでもらう

など適度な難しさがあり、一緒につくるときに親子のコミュニケーションが生み出されることが考えられたからです。

子どものすこやかな心の発達に貢献することを確認しました

今回、白百合女子大学との共同研究により、親子で乳酸菌飲料<希釈タイプ>を一緒につくって飲む体験が、子どもの成長・発達に貢献することを確認しました。その一部をご紹介します。(ここで紹介する内容は、日本発達心理学会第26回大会で発表した内容からの抜粋です。)
ニュースリリースはこちら

調査 ~つくって飲む体験の観察と分析~

3才~小学5年生の16組の親子に、乳酸菌飲料<希釈タイプ> を一緒につくって飲む場面を3回撮影してもらいます。撮影したVTRから、行動や会話を分析していきます。

行動評価項目

調査

[子ども]
□濃さの評価・調整
□感想・自己表現
□任されて嬉しそう
□集中・夢中になる
など合計19項目

[大人]
□アドバイスする
□熱心に見る
□子どもに配慮する
□嬉しそう
など合計18項目

結果

[子ども]
1.乳酸菌飲料<希釈タイプ>をつくることを任されたことがうれしく、集中して取りくんでいました。

2.親のアドバイスを聞きながらも、次第に自分で考えながら上手につくれるようになり、味や濃さなどを自分なりに表現していました。

[大人]
子の様子に応じた働きかけ(アドバイスや見守り)を頻繁に行っていました。

親子のコミュニケーション

親子のコミュニケーションが生まれ、子どもが自分で考えて取り組む力や思いやりの心が育まれることが明らかになりました。

スペシャルニーズ(発達に遅れのある)のある子どもにも研究の活用の輪が広がっています

研究の流れ

研究の流れ

子どものすこやかな心の発達に乳酸菌飲料<希釈タイプ>をつくって飲む体験が貢献することが分かりました。現在はスペシャルニーズのある子どもにも、心の発達に貢献する可能性があることが分かりました。現在は大学で自主的に研究が進められています。そして心の発達にあわせたコミュニケーション発達支援プログラムも開発されつつあります。

スペシャルニーズのある子どもの発達支援に関するリリースはこちら

活用の拡がり

心の発達に関する研究を通してさまざまな知見が得られています。現在は保育や教育の現場へと活用の輪が少しずつ広がってきています。今後は保育や教育の現場を介して子どもの発達の支援に貢献できるように、研究支援や情報の発信を進めてまいります。

活用の拡がり
まとめ

子どもは大人や友達とのさまざまな関わりを通して社会性を養っていきます。乳酸菌飲料<希釈タイプ>をつくって飲む体験は、自分の飲みたいものを伝えたり、つくってあげる相手の好みや濃さを考えてきくなどのコミュニケーションを伴うものであり、子どもが社会性を養うのに適していると考えられます。今後も、保育や教育現場の先生方と協力して、心の発達支援に役立つ研究の支援を進めてまいります。

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