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Report45
世界初!生きた微生物の摂取によりヒトの骨密度が増加
-おなかに作用する「枯草菌C-3102株」が骨にも効果-- 私たちがより長く健康に過ごすためには、骨まで健康に保つことも非常に重要です。骨の健康状態を表す指標のひとつに、「骨密度」があります。この骨密度が低下すると骨折のリスクが増大し、骨粗鬆症となる可能性もあります。
今回、生きた微生物を摂取することで、ヒトの骨密度が増加するという知見を、アサヒグループが世界ではじめて明らかにしました。微生物の摂取=腸への効果というイメージが強いですが、腸内フローラのバランス改善などを介して骨密度を増加させている可能性も示唆されており、私たちの想像を越えた意外な関係性があるのかもしれません。
- 私たちがより長く健康に過ごすためには、骨まで健康に保つことも非常に重要です。骨の健康状態を表す指標のひとつに、「骨密度」があります。この骨密度が低下すると骨折のリスクが増大し、骨粗鬆症となる可能性もあります。
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Report44
製造現場でビールの品質と安全を守るために
-進化し続けるアサヒグループの微生物検出技術-- 「生ビール」は、加熱殺菌を行わないため、ビールを変質させる不要な微生物を混入させない取組みと、万が一に備えた厳重な検査体制が必要です。しかし微生物は検出が困難な上、検査が煩雑で時間もかかるという点が、長らくビール製造の現場の課題となっていました。アサヒグループでは長年微生物の検出技術開発に取り組み、世界の生ビール製造の品質安定に貢献しています。
今回は、2018年度生物工学奨励賞を受賞した、「ビール醸造における微生物検査法の迅速化に関する研究」についてご紹介します。
- 「生ビール」は、加熱殺菌を行わないため、ビールを変質させる不要な微生物を混入させない取組みと、万が一に備えた厳重な検査体制が必要です。しかし微生物は検出が困難な上、検査が煩雑で時間もかかるという点が、長らくビール製造の現場の課題となっていました。アサヒグループでは長年微生物の検出技術開発に取り組み、世界の生ビール製造の品質安定に貢献しています。
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Report42
発酵乳の“香り”でリラックス- 「香り」は、食品や飲料のおいしさの決め手にもなる、とても重要な要素です。しかし香りがもたらす効果はそれだけでなく、植物や果実の香りがもたらす、リラックス効果、免疫賦活効果、ダイエット効果など、様々な知見が報告されています。
今回、アサヒ飲料社独自の発酵乳がもつ特有の香りが、リラックス効果をもたらすことが明らかになりました。
- 「香り」は、食品や飲料のおいしさの決め手にもなる、とても重要な要素です。しかし香りがもたらす効果はそれだけでなく、植物や果実の香りがもたらす、リラックス効果、免疫賦活効果、ダイエット効果など、様々な知見が報告されています。
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Report41
“環境”と“人”に配慮した『軽量6缶パック包装材』の開発- スーパーの缶ビール売り場で見かける6缶パック。まとめ買いをするお客様が持ち運びに便利なだけでなく、お店側の品出しの負担軽減や在庫管理などにも役立っています。
この度、6缶パック包装材のさらなる環境負荷低減と利便性向上を目指して改良を行った 、“環境”と“人”に配慮した『軽量6缶パック包装材』の開発についてご紹介いたします。
- スーパーの缶ビール売り場で見かける6缶パック。まとめ買いをするお客様が持ち運びに便利なだけでなく、お店側の品出しの負担軽減や在庫管理などにも役立っています。
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Report40
バイオガス×燃料電池でクリーンな発電を目指す! ~ビール工場排水由来のガスを利用~- 現在、地球温暖化防止に対する意識は世界中で高まっており、省エネのために様々な取り組みが行われています。アサヒグループも気候変動に関する新たな中長期目標を設定し、各部門での取組みを推進しています。
今回は日本の高い技術力に注目が集まっている「燃料電池」と、ビール工場排水由来の「バイオメタンガス」を用いた発電について、ご紹介します。
- 現在、地球温暖化防止に対する意識は世界中で高まっており、省エネのために様々な取り組みが行われています。アサヒグループも気候変動に関する新たな中長期目標を設定し、各部門での取組みを推進しています。
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Report38
「ビール酵母細胞壁」がイネの根の成長を促進。
ゴルフコース管理の環境負荷低減にも貢献!- アサヒグループでは、ビール醸造の副産物である「ビール酵母細胞壁」の活用に早くから取り組み、これまでに人の健康や、植物の成長などに役立つことを多くの研究で証明してきました。今回は、その一環として取り組んできた、「ビール酵母細胞壁」の農業資材(肥料)によるイネの根の成長促進効果と、同じイネ科の芝に着目したゴルフコース管理における環境負荷低減に向けた研究成果をご紹介します。
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Report37
たかが味噌汁、されど味噌汁、フリーズドライ技術の蓄積- 近年、フリーズドライ食品は、忙しい時の手軽な食事として、また、災害備蓄食として需要が伸び、市場規模が急速に拡大しています。常温での長期保存が可能で栄養が摂れるだけではなく、軽くて持ち運び易く、お湯を注ぐだけですぐに食べられることから、旅行やキャンプ、登山など様々なシーンでの活用も広がっています。
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Report36
子どもの心の発達につながる乳酸菌飲料<希釈タイプ>の使い方- 〝乳酸菌飲料<希釈タイプ>”をつくることは、小さい子どもが気軽に手を出せ、親も安心して任せられる、親子共同調理活動です。
親子で“一緒につくって飲む”経験は、子どもの心の発達に貢献することが研究により明らかになってきています。
- 〝乳酸菌飲料<希釈タイプ>”をつくることは、小さい子どもが気軽に手を出せ、親も安心して任せられる、親子共同調理活動です。
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Report35
うま味がたっぷりつまった酵母は天然の調味料- スーパーに並ぶ加工食品の成分表示ラベルを見ると、「酵母エキス」と書かれた商品がたくさん見つかります。酵母エキスは、化学調味料では出すことが難しい自然のうま味やコクを付与することができます。アサヒグループが長年培ってきた酵母技術により、うま味やコクだけでなく、これまで予想もできなかった機能や味への効果を持った酵母エキスの開発に成功しました。
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Report34
「ビール酵母」に含まれる豊富な栄養を活用- 麦汁の栄養をたっぷりと吸収した「ビール酵母」には、タンパク質や、必須アミノ酸、ビタミンB群、各種ミネラルなど、多くの栄養素が含まれています。ビール製造時の副産物である「ビール酵母」を有効に活用するために、アサヒグループでは「ビール酵母」の様々な健康機能を研究しています。
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Report32
高齢者ニーズに対応。小容量サイズ缶の開けやすさ向上- 缶ビールを開けるときの「プシュッ」という爽快な音。その引き金になっている“タブ”の開け易さにも、綿密に計算された技術が組み込まれています。感性工学の考え方を取り入れ、近年、特に高齢者にニーズの高い小容量サイズ缶の開けやすい缶蓋を開発しました。
本成果は、公益社団法人日本包装技術協会主催の「2017日本パッケージングコンテスト」において、最高賞である「日本パッケージデザイン協会賞」を受賞しました。
- 缶ビールを開けるときの「プシュッ」という爽快な音。その引き金になっている“タブ”の開け易さにも、綿密に計算された技術が組み込まれています。感性工学の考え方を取り入れ、近年、特に高齢者にニーズの高い小容量サイズ缶の開けやすい缶蓋を開発しました。
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Report31
ビール酵母細胞壁が免疫力の向上や疲労感の軽減に役立つ可能性を確認- ビールづくりに欠かせない酵母ですが、アサヒグループでは、ビールづくり以外にも酵母の様々な可能性を探求しています。酵母細胞壁の摂取が、免疫力や疲労に与える影響を調べました。
(本研究成果は、日本食品免疫学会第13回学術大会で発表した内容です。)
- ビールづくりに欠かせない酵母ですが、アサヒグループでは、ビールづくり以外にも酵母の様々な可能性を探求しています。酵母細胞壁の摂取が、免疫力や疲労に与える影響を調べました。
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Report30
おいしく継続!食物繊維入りビスケットで 便通改善効果を実証- 便秘は、不快感だけではなく、酷くなると痛みや吐き気にもつながります。便秘を改善するには、適度な運動に加えて、日々の食生活で食物繊維をたっぷり摂ることが大切です。そこで、忙しい毎日でも手軽に食物繊維を摂取する方法を考え、その効果を実証しました。
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Report29
ビールを変敗させる乳酸菌の検出時間を大幅に短縮- 乳酸菌は、時にビールを変敗させてしまう困りもの。アサヒグループでは、世界に先駆けて、従来難しいとされたビール混濁性乳酸菌を検出できる新たな検査培地の開発と、ビール混濁性乳酸菌がホップの抗菌成分に耐性を示すメカニズムを解き明かし、「日本農芸化学技術賞」(2011年)、「日本醸造学会奨励賞」(2007年)を受賞しています。「できたてのビールのうまさをお客様にお届けしたい」という強い想いから生まれた研究成果をご紹介します。
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Report28
『アサヒスーパードライ』はなぜキレがある? 遺伝子レベルの秘密に迫る- 高い発酵能力を持ち、ビールにキレを生み出す特徴を持ったビール酵母「318号酵母」は、『アサヒスーパードライ』の製造を30年に渡り支えています。なぜ「318号酵母」はキレを生む能力に長けているのか。今回、長年の謎の一端を遺伝学的アプローチにより明らかにしました。
(本研究成果は、日本農芸化学会2017年度大会およびEUROPEAN BREWERY CONVENTION 2017で発表した内容です。)
- 高い発酵能力を持ち、ビールにキレを生み出す特徴を持ったビール酵母「318号酵母」は、『アサヒスーパードライ』の製造を30年に渡り支えています。なぜ「318号酵母」はキレを生む能力に長けているのか。今回、長年の謎の一端を遺伝学的アプローチにより明らかにしました。
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Report27
【動画あり】乳酸菌が小腸のM細胞から取り込まれ免疫細胞に渡される様子の撮影に世界で初めて※成功- 近年、乳酸菌が人の免疫にはたらきかけ、風邪の予防やアレルギーの改善に役立つことが明らかになってきていますが、“乳酸菌と免疫”の関係は、未だに謎が多く、乳酸菌がどのように免疫細胞にアプローチするのかについても解明されていませんでした。今回、理化学研究所 粘膜システム研究グループとの共同研究により、“乳酸菌と免疫”に関する新知見が得られました。本研究成果は、日本乳酸菌学会2016年度大会にて発表し、優秀発表賞を受賞しました。
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Report26
乳酸菌と酵母でつくる発酵乳の香りに“睡眠の質”を高める効果があることを確認- 乳酸菌と酵母による2度の発酵でつくるアサヒ飲料社独自の発酵乳(以下、本発酵乳)の香りには、不安を和らげたり、日周リズム(体の昼夜のリズム)を改善する効果があることを動物実験で明らかにしています。今回、本発酵乳の香りの効果をさらに明らかにするために、睡眠の質に与える影響を調べました。
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Report25
夏の免疫対策 -「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」が夏の暑さによる免疫力低下を抑える可能性を確認-- 夏は、連日の猛暑や急激な気温の変化の影響で免疫力が低下しやすくなり、風邪を引きやすくなってしまいます。アサヒグループの乳酸菌「ラクトバチルス・アシドフィルス L-92株」は人の体の免疫にはたらきかけ、夏の暑さによる免疫力低下を抑える可能性が確認されました。
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Report24
ビールづくりだけじゃない!ビール酵母が地球環境を救う!?- ビールづくりに欠かせない小さな生き物“ビール酵母”。ビール酵母の最先端研究を行っているアサヒグループでは、ビールづくりの任務を終えたビール酵母を、人や家畜の健康に、そして地球環境の保全に向けて有効活用する事業を推進しています。
アサヒグループが目指す持続可能な社会の実現に向けた取り組みをご紹介します。
- ビールづくりに欠かせない小さな生き物“ビール酵母”。ビール酵母の最先端研究を行っているアサヒグループでは、ビールづくりの任務を終えたビール酵母を、人や家畜の健康に、そして地球環境の保全に向けて有効活用する事業を推進しています。
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Report21
グルコサミンと筋骨草エキスによる損傷軟骨の修復効果- 我が国の高齢者比率が年々高まっている現在、加齢に伴う症状のひとつに、変形性膝関節症があります。
この変形性膝関節症に効果のある成分として、グルコサミンと筋骨草エキスによる損傷軟骨の修復促進効果を、鳥取大学との共同研究により検証しました。その成果をご紹介いたします。
- 我が国の高齢者比率が年々高まっている現在、加齢に伴う症状のひとつに、変形性膝関節症があります。