【イベントレポート】
アサヒクオリティーアンドイノベーションズ発の技術支援サービス!
BioJapanにてシミュレーションによる課題解決「CAEソリューション」をアピール
2019.10.28

アサヒクオリティーアンドイノベーションズ(株)は、10月9日~11日に神奈川県横浜市で開催された「BioJapan 2019」にてブースを出展し、本年より技術支援サービスを試験的に開始したシミュレーションによる課題解決「CAEソリューション」を紹介しました。
CAEとは、Computer Aided Engineeringの略称で、ものづくりの現場で、従来行われていた試作品による検証や実験のかわりに、コンピュータシミュレーションを用いて検証する技術です。
アサヒグループでは、このCAE技術を食品業界では先駆けて導入し、開発検討や工程改善といったグループ内の課題解決に役立ててきました。その知見を活かして、本年より開発・製造工程で生じる課題に対してCAEを用いた解決方法を提案する、技術支援サービスを試験的に開始しています。医薬品業界や食品業界のものづくりイノベーションに貢献することを目指しCAEの導入を推進しており、今回は医薬品業界のお客さまにPRする目的でBioJapanに出展しました。
当日BioJapanのブースでは、CAEの概要やこれまでにアサヒグループが行ってきた解析の実績について説明し、解析技術および課題解決力の高さをアピールしました。3日間を通じて、95名ほどのお客さまにブースにお越しいただき、「スケールアップの課題を事前に把握でき、しっかり解決策を検討できそうだ、期待できる」、「現象が可視化できるので、製造プロセス特性の理解が深まりそうだ」といった感想をいただきました。お客さまが抱えている課題について具体的にお話しいただいたケースもあり、医薬品業界にCAE技術導入のニーズがあることを確認しました。

これまでにいただいたご意見を参考に、医薬品業界や食品業界のものづくり現場にすぐれたソリューションをご提供するため、技術支援事業の本格展開に向けた準備を進めて参ります。
■BioJapanとは
国内外より大手製薬企業を始めとしたバイオ関連企業、研究機関・大学が一堂に会し、共同研究や事業提携先の探索を行うアジア最大級のパートナリングイベントです。本年は過去最大規模となる約34ヶ国・地域より1,232社・団体が参加しました。